こんにちは、星猿(ホシサル)です。
星猿ブログを見ていただき、ありがとうございます。
今回は、野球のルール ボールインプレイについて、事例を交えて簡単解説します。
野球ルール ボールインプレイ? どんなこと?
野球の試合の時間は、ボールインプレイとボールデッドの2つに明確に区分されています。
野球のルール ボールインプレイとは、球審が、「プレイ」を宣告すると、ボールインプレイになり、その後プレイが継続して進行します。
審判員が「タイム」を宣告するか、もしくは宣告がなくても規定により試合が停止するまで、ボールインプレイの状態は続きます。
(公認野球規則5.01)ボールインプレイであれば走者は、何時でも進塁を試みることができます。
そして、走者には、積極的に進塁姿勢が求められています。(公認野球規則1.02)
審判員の第一判定 覆すこと あるの?
野球では、審判員の第一判定が最終的なものとして決定されます。
たとえ誤審であっても決して判定は覆すことはありません「公認野球規則8.02(a)」。
誤審でも覆すことがない? それ何なの?
たとえ、誤審であっても覆すことができない理由は、審判員の第一判定直後もボールインプレイの場合が多く、その判定に応じて判定直後のプレイが連鎖的に変化するからです。
これは、他の競技との違いで野球の大きな特徴です。
ボールインプレイ 誤審 事例
誤審 事例
先攻アルパカズ 対 後攻モンキーズの試合です。
5回の表 無死(0アウト)走者(ランナー)1塁、アルパカズの打者が中堅手(センター)の前方に落下しそうな飛球(フライ)を打ちました。
その飛球はセンターの捕球前に地面に触れていましたが、中堅手が捕球しました。
しかし、審判員の判定は打者アウトの宣告をしました。
その際、1塁走者は判定を確認して1塁へリタッチを果たしました。
解説
このケースで、たとえ審判員の誤審であっても、判定は覆りません。
もし、ここで誤審が明らかになり判定が覆ると、両チームが納得できるような形で試合を再開する方法がないからです。
2018年から、日本プロ野球で導入されたリクエスト制度(ビデオ判定)ができてからは、リプレイの画像確認で判定が変わる事例も出てきています。
誤審 事例
先攻タートルズ 対 後攻アルパズの試合です。
5回表 タートルズの攻撃です。
1死(1アウト)1塁で打者(バッター)が捕手(キャッチャー)前にゴロを打ちました。
捕手(キャッチャー)は打者(バッター)に触球(タッチ)しようとするもタッチできず、2塁に送球しました。
2塁審判員は1塁走者(ランナー)のフォースアウトを宣告して、その後1塁へ送球されて打者走者(バッターランナー)もアウトでダブルプレイと思われましたが・・・判定はセーフでした。
解説
このケースも公認野球規則で、審判員の第一判定が最終的なものとして決定され、たとえ誤審であっても判定は覆りません。
※公認野球規則8.02(a)
「審判員の判断に基づく裁定は最のもの」としていますが、次の8.02(b)で「審判員の裁定が規則の適用を誤って下した疑いがあるときは、監督だけがその裁定に訂正するように要請することができます。
しかし、事実に対する判定は覆られないのです!
2018年から、日本プロ野球で導入されたリクエスト制度(ビデオ判定)ができてからは、リプレイの画像確認で判定が変わる事例も出てきています。
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まとめ
ボールインプレイとは、球審が「プレイ」を宣告するとボールインプレイになり、その後プレイが継続して進行して行くことです。
ファウルボール等、規定でプレイが止まったり、審判員がタイムをかけたりして、プレイが一時的に停止した状態をボールデッドと言います。
※ 2018年から、日本プロ野球で導入されたリクエスト制度(ビデオ判定)ができてからは、リプレイの画像確認で判定が変わる事例も出てきています。
➡問題はこちら 野球 ボールインプレイは どんなときか? 確認問題
➡野球ボールデッドはこちらへ【野球】ルール ボールデッド? どんなの?
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