こんにちは、星猿(ホシサル)です。
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今回は、野球 投手のセーブについて、事例を交えて簡単解説します。
野球 投手 セーブとは 何なの?
野球で投手(ピッチャー)のセーブとは、リードしているチームのリリーフ投手(ピッチャー)が、最後まで自チームのリードを、守りきれた時に与えられる記録です。
抑え投手(ピッチャー)ですが、クローザー(抑え投手)や「守護神」ストッパーと呼ばれてもいます。
また、延長戦の時は、10回以降に投げることもあります。
セーブ 何でできたの?
セーブが考案されたのは、アメリカのシカゴのスポーツ記者、ジェローム ホルツマンが、1960年に提唱したものです。
前年の1959年に、M L Bでピッバーク パイレーツのロイ フェイス投手が、フォークボールを武器に救援投手で当時のM L Bで新記録になる18勝1敗の成績を挙げました。
しかし、そのうちの10勝は、リードを守り切れずに勝ち投手になっているため、救援投手を正当に評価する指標が必要であるとの思いを強く持ち、複数のメディアと、M L B機構に働きかけ、1960年に正式記録になりました。
そして、日本プロ野球(N P B)では、1974年にセントラル リーグ、パシフィックリーグの両リーグで公式記録とされました。
セーブがつく条件は 何なの?
セーブの記録が付く条件について
勝利チームで最後を投げ切った投手(ピッチャー)であること。
勝利投手の権利を持っていないこと。
1/3イニング以上の投球をしていること。
※同点、逆転を許さず、リードを守り切り試合を終えることです。
(同点を許せばその時点でセーブの権利は消え、その後、逆転して勝利すれば勝ち投手となり、逆転されたまま負ければ敗戦投手になり負けが記録されます)
以下の1つ以上満たせば、セーブは記録されます。
登板時のリードが3点以内で、1イニング以上投げること。
登板時の状況が、打者2人に本塁打を打たれたら同点または、逆転される状況であること。
この場合は、イニング数(アウトカウント)は関係しません。
つまり、登板時に走者(ランナー)無しであればリードは2点以内、1人いれば3点以内、2人なら4点以内、満塁から5点以内が条件です。
その投手が3イニング以上投げている場合は、リ-ドを保ってさえいれば何点差でもセーブは記録されます。
セーブ 事例
事例
モンキーズ 対 アルパカズ
先攻モンキーズの先発のA投手が、アルパカズを6回まで11-1のスコアで、10点のリードをして降板した。
7回から、2番手としてリリーフで登板のモンチッチ投手が、その後3イニングを、3安打2奪三振、1四球、2失点に抑え、11-3のスコアで勝利した。
結果、モチッチ投手がセーブを記録した。
解説
セーブといえば、接戦で登板した投手(ピッチャー)が、僅差のリードを守った時に記録される場合が多いですが、点差はあっても、ロングリリーフでリードを守り、記録されることもあります。
事例
アングラーズ 対 マウンテンズ
アングラーズ先発A投手が、7回を投げ切り、3-1でマウンテンズをリードして降板した。だ
その後、8回を中継ぎのメダカ投手(セットアッパー)が1失点に抑えて、フリッパー投手に繋いだ。
フリッパー投手はマウンテンズを0点に抑え、3-2で勝利した。
解説
この試合の勝ち投手は、規定の5回以上、7回まで投げて、リードしたまま試合が終了しているので、アングラーズの先発A投手(ピッチャー)になります。
そして、8回を投げたメダカ投手にはホールドが記録されて、抑え投手(クローザー)フリッパー投手にはセーブが記録されます。
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まとめ
・勝利チームで、最後のイニングを投げ切った投手(ピッチャー)であること。
・勝利投手の記録を持っていないこと。
・1/3イニング(1アウト)以上の投球回数を記録すること。
・リードを守り切った状態で試合が終わること。
- クローザー(抑え投手)や「守護神」ストッパー等と呼ばれてもいます。
➡ 問題はこちらです 野球 投手セーブは どんなとき? 確認問題 4問
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