こんにちは、星猿(ホシサル)です。
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今回は、野球 タイブレークについて、簡単解説します。
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プロ野球 タイブレークとは どんなのか? 教えてほしい
タイブレーク方式とは、プロ野球では通常試合時間の定められた制限がないため、9回以降延長戦になる場合には、勝敗の決着を早めるために作られたルール(試合方式)です。
時間制限のない競技では、決着を早めるに採用された方式です。
プロ野球では、タイブレークの意味は、均等を破るという意味で、「タイ」は同点、「ブレーク」は破る等の意味です。
高校野球 タイブレークとは どんなのか?
高校野球の試合では、2008年の大会(選抜高等学校野球大会 全国高等学校野球選手権大会)などから同様の方式が導入されました。延長12回で決着がつかない場合、13回無死(0アウト)1塁・2塁に走者(ランナー)を置いて始めます。
その際の打順は、前の回からの継続で、1塁走者(ランナー)は1つ前 2塁走者(ランナー)は、2つ前の打順の選手が入ります。
決勝戦は、15回で決着しないで、再試合になれば適用します。
タイブレーク方式が導入された理由は、投手(ピッチャー)の負担軽減等が目的でした。
また、ソフトボールでは、タイブレーカーと呼ばれ、7回終了で、同点の場合に無死(0アウト)走者(ランナー)2塁にして点の入りやすい状況から試合を再開します。
高校野球 タイブレーク (選択打順申告用紙)
手順(選択打順申告用紙の提出)
両チームは、タイブレーク初回の攻撃を開始するに際、打順を選択することができます。
(次回以降は前イニング終了後から継続した打順になります)
両チームは、10回終了時に配布する「選択打順申告用紙」にタイブレーク初回となるときの「先頭打者指名」「1塁走者指名」「2塁走者指名」を記入します。
この場合の2人の走者は、前項の先頭打者の前の打者 が、1塁走者の前の打順の選手が2塁走者になります。(投手 捕手も走者になります)
後攻めのチームが、タイブレーク開始前の攻撃時に代走を送った際には、守備につく選手を(申告用紙を提出する前に)球審に申告します。
タイブレーク開始前に両チームの主将(キャプテン)は、本塁上へ集合して大会役員立ち合いのもと、記入済みの「選択打順申告用紙」を球審に提出して、審判員と両チーム主将が確認します。
これ以降での、守備側の選手交代および、ポジション変更は攻撃側の代打および、代走は認められます。
延長回に入り、降雨等でやむなく試合続行が不能となった場合は、引き分け再試合となります。
タイブレーク後、15回を終了し決着していない場合は、そのまま試合を続行します。
ただし、1人の投手(ピッチャー)が登板できるイニング数については、15イニングを限度とします。
(例えば、13回2/3で降板した投手(ピッチャー)は、再登板して投球できるのは、1回1/3になります。ただし、ダブルプレイなどによって、結果的にそれを越えた場合には認められます)
社会人野球 タイブレークとは どんなのか?
社会人野球では、延長12回 4時間を超えた場合は、1死(1アウト)満塁から攻撃するルール方式で行われます。
しかし、2003年(平成15年)から独自の規定によるタイブレーク方式で採用されていました。
しかし、2018年以降は国際基準に合わせるため、打順は前のイニングから引き続き無死(0アウト)1塁 2塁で再開する方式に変更されました。
また、タイブレークを適用するイニングは、大会ごとの規定によります。
プロ野球 タイブレーク どんなの?
2008年に開催された、北京オリンピック直前に野球での採用が決まり論議を呼びました。
延長10回終了時に同点の場合 11回からは無死1塁 2塁の設定で新たな先頭打者の変更を認めて攻撃に入ります。
※通常のプロ野球の試合では、タイブレークにより勝敗を決着させる方式は採用されていませんでした。
2009年 第2回大会の野球のワールドクラシックでは、タイブレーク方式が適用され、延長12回以降は1死(1アウト)満塁からプレイを再開しています。
まとめ
プロ野球におけるタイブレークとは、同点で延長戦にもつれた場合、攻撃側でチャンスを設定し、得点が入りやすい状況にして、早く決着をつけるための試合方式です。
野球では、試合時間の定められた制限がないため、9回以降延長戦になる場合に、勝敗の決着を早めるために作られたルール(試合方式)です。
時間制限のない競技では、決着を早めるために採用された方式です。
野球では、タイブレークの意味は、均等を破るという意味で、「タイ」は同点、「ブレーク」は破る等の意味です。
➡問題はこちらへ【野球】 タイブレーク方式とは どんなのか 問題 4
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