【野球ルール】簡単事例集NO.8走塁他

こんにちは、星猿(ホシサル)です。

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今回は、野球のルールで簡単に押さえておきたいルールを、事例を持って簡単解説します。

事例① ボーク

 

0アウト走者(ランナー)無しで、投手(ピッチャー)が、捕手(キャッチャー)からボールを受け取ってから、なかなか投球しなかった際、球審より「ボーク」を宣告された。

解説
走者(ランナー)がいない場合、投手(ピッチャー)は捕手(キャッチャー)からボールを受けてから15秒以内に投球しないとボークを宣告される。

【2006年までは20秒以内のルールでしたが、試合時間を短縮させることが大きな目的で変更されたようです】

事例② 四球(フォアボール)

 

二死満塁、打者(バッター)が四球(フォアボール)となりその際、打者走者(バッターランナー)は1塁ベースをオーバーランしてしまいました。

その際、二塁手(セカンド)が捕手(キャッチャー)からボールを受け取ってタッチしました。

3塁走者(ランナー)も、この時、ゆっくり走っており本塁へ到達していませんでした。しかし、この時、得点は認められました。

解説
この場合は、四球(フォアボール)の時点で、各走者(ランナー)には安全進権が与えられているため、3塁走者(ランナー)の本塁生還のタイミングに関わらず、得点は認められます。

事例③ インフィールドフライ

 

1アウト1塁、2塁、打者(バッター)が2塁(セカンド)へフライを打ち上げその際、審判員よりインフィールドフライを宣告されました。

しかし、2塁手(セカンド)は落球してしまいましたが、打者(バッター)はアウトになりました。

解説
インフィールドフライが宣告されれば、その時点で打球が捕られようが、落球だろうが、打者(バッター)はアウトになります。(ファウルフライは除きます)

事例➃ ボールデッド

 

0アウト、1塁、2塁、打者(バッター)が、遊撃手(ショート)ゴロを打ちましたが、その打球が2塁走者(ランナー)に当たってしまいました。

遊撃手(ショート)は、そのボールを素早く拾い、1塁へ送球して、タイミングはアウトでした。しかし、判定は2塁走者(ランナー)だけがアウトになりました。

解説
この場合は、2塁走者(ランナー)だけアウトになります。

打者(バッター)はヒットが記録されます。走者(ランナー)に当たった時点で、ボールデッドになりプレイが止まるので、1塁送球がアウトのタイミングでもあっても意味ありません。


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事例➄ 前の走者(ランナー)を追い越した

 

9回裏、2アウト満塁で3番打者(バッター)が、満塁ホームランを打ちました。

3番打者(バッター)が1塁を回り、2塁へ向かう途中で、1塁走者(ランナー)が打った選手を待って抱き着いて来ました。

その際、ホームランを打った選手が1塁走者(ランナー)を追い越した状態になりましたが結果、判定は審判員よりアウトの宣告がありました。

解説
後の走者が、前の走者を追い抜いた状態であるため、前の走者(ランナー)に過失があっても、追い抜いた選手がアウトになります。

そして、記録はホームランから、シングルヒットに変更されます。

 

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