【野球ルール】簡単事例集NO.7危険球他

こんにちは、星猿(ホシサル)です。

星猿ブログを見ていただき、ありがとうございます。

今回は,野球のルールで簡単に押さえておきたいルールを、事例を持って簡単解説します。

事例① 投手(ピッチャー)に警告

 

打者(バッター)がバッターボックスにいる時、投手(ピッチャー)が三塁手(サード)に何度も送球した際、審判員より試合を遅らせる行為と判断され、警告が与えられました。

解説
打者(バッター)がバッターボックスにいる時は、キャッチャー以外の野手に送球するなどして、

故意に試合を遅らせている行為は、警告され、従わない場合は退場になります。

事例② 危険球(退場)

投手(ピッチャー)が、打者(バッター)の頭部付近を狙った、非常に危険な投球をしたため、審判が退場の宣告をした。

 

解説
危険球を投げた投手(ピッチャー)が、たとえ故意でなくても頭部付近で審判が危険球と判断したときは、投手(ピッチャー)は即、退場となります。

【プロ野球では、2002年より、セリーグ、パリーグで統一ルールを制定して、頭部への危険球についての取り扱いを明確にしている】

事例③ 危険球(警告)

 

投手(ピッチャー)が、打者(バッター)の頭部に緩い変化球を投げて当ててしまったが、退場にはならなかった。

解説
頭部に当たっても、その球が緩い変化球等で、選手生命にかかわるような危険球でないと審判員が判断すれば、投手(ピッチャー)は即退場とはならず、

警告が発せられます。

(変化球であっても、危険球と判断された場合は除く)

事例➃走者(ランナー)の優先権

 

走者(ランナー)2塁、3塁で3塁走者(ランナー)が3塁本塁間に挟まれましたが、3塁に戻ったら、すでに2塁からの走者(ランナー)が3塁ベースを踏んでいました。

3塁手(サード)は2塁から3塁ベースにいた走者(ランナー)にタッチして、審判員よりアウトの宣告があった。

解説
この場合は、元々3塁にいた走者(ランナー)に3塁の優先権があるので、2塁から3塁に到達して、ベースに触れていてもタッチされればアウトになります。

どちらかが、セ―フで生きることを考えれば、挟まれた走者(ランナー)の方がアウトになる確率が高いので、2塁走者(ランナー)は3塁へ進んでおくことは、戦略上の基本です。


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事例 ➄ラインアウト

 

走者(ランナー)2塁、打者(バッター)がレフト前にヒットを打ちました。

2塁走者(ランナー)は一気に本塁を狙いましたが、捕手(キャッチャー)のタッチを逃げるために走路を外れてホームベースに触れようと試みましたが、球審よりアウトの宣告があった。

解説
走者(ランナー)は、必ず、エリア(走路の巾は1.8メートル)ベースライン(累と累を結ぶ直線)から左右3フィート(91.4センチ)を走らなければならないわけではありませんが、野手のタッチを避けて走った場合は、タッチされなくても、走路を外れた時点でアウトになります。

これを「ラインアウト」と言います。

➡キャッチャーボークはこちら【野球ルール】簡単事例集NO.1キャッチャーボーク

 

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