こんにちは、星猿(ホシサル)です。
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今回は、野球 ルール コリジョンルとは どんなルールなのか事例を交えて簡単解説します。
Contents
野球 ルール コリジョンとは どんなの?
野球 ルールのコリジョンとは、本塁での捕手(キャッチャー)と走者(ランナー)の衝突を防止するためにできた規則(ルール)です。
2014年、メジャーリーグ(M L B)で採用されました。
また、日本野球機構(NPB)においても2016年により採用されたコリジョンルールは公認野球規則6.01(i)項に規定されています。
走者(ランナー)の違反行為とはなんなの?
得点しようとしている走者(ランナー)が、走路をブロックしていない捕手(キャッチャー)または、野手にわざと接触(強引な体当たり等)しようとして走路を外れることです。
走者(ランナー)が捕手(キャッチャー)に意識的にぶつかることです。
捕手(キャッチャー)が捕球の際、やむお得ない場合で走路に入って来たとき、走者が危険な接触をすること。(審判員は、悪質で危険な衝突と判断すれば、当該走者に対して警告や退場を宣告できます)
※走者は、基本的に走路を走ることを守ることです。
捕手(キャッチャー)、野手の違反行為は、走者(ランナー)の走路をふさぐこと、捕手の悪質なブロック行為です。
コリジョンはなんで できたの?
コリジョンができたきっかけは、2011年メジャーリーグ(M L B)公式戦、サンフランシスコ ジャイアンツのポージー捕手(キャッチャー)が走者(ランナー)との交錯プレイで左足首靭帯を切る大ケガをしたことが大きな原因となっています。
その後も、交錯プレイで負傷者が数多く出て、2014年にルールで、禁止事項になりました。
日本野球機構(N P B)では、2015年の宮崎のフェニックスリーグで試験的に導入されて、2016年1月から正式にフェニックスリーグで導入され、日本野球機構(N P B)公式戦では、2018年導入されました。
当初、コリジョンルールはリクエストの対象外でしたが、2019年からは対象となりました。
コリジョン ルール アマチュア野球はどうなの?
コリジョンのルールができる前から高校野球、大学野球、社会人野球のアマチュア野球では、国内の内規にて、捕手(キャッチャー)等のブロックについて規制がありました。
そのため、コリジョンルールが公認規則にされても、アマチュア野球では、ほぼ変わってません。
草野球でもコリジョン あるの?
草野球でも、全日本野球協会傘下の団体であればコリジョンルールは適用されます。また、非公式試合でも審判員が、所属団体審判部の審判であれば適用されます。
コリジョン事例
事例①
野手がバックホームの際、送球がそれて走者(ランナー)が走ってきたところで捕手(キャッチャー)が捕球した際、走者と交錯しましたがタッチをしました。
その際、審判員はタッチアウトの判定を宣告しました。
解説
このケースは、野手からの逸れた送球を捕手(キャッチャー)は、後逸しないためにやむを得ず走者(ランナー)の進路に侵入して捕球したため、進路妨害にはなりません。
事例②
三塁、本塁間で走者(ランナー)が挟まれました。
走者は逃げ続けましたが、本塁を狙えるチャンスがあり、本塁へ突入してスライディングしました。
その際、本塁ベース前でボールを受けていた捕手が、ランナーの走路をふさぐ形で走者にタッチしました。
その際、審判員より走者アウトの宣告が発せられました。
解説
このケースは、コリジョンルールで問題はありません。
捕手(キャッチャー)がボールを捕球していれば走路上に立っても走路妨害にはなりません。
走者(ランナー)はアウトです。
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まとめ
コリジョンのルールとは、本塁で、捕手(キャッチャー)と投手(ピッチャー)との衝突を防止するためにできたルールです。
捕手(キャッチャー)は、ボールを保持していれば走路に入ることはできます。
その際、走者は捕手(キャッチャー)がタッチするのを妨害できません。
走路に入っていても、股下に走者(ランナー)が足を伸ばして滑り込めるスペースがあれば、走塁妨害、コリジョンにはなりません。
得点しようとしている走者(ランナー)は、走路をブロックしていない捕手(ピッチャー)や野手に強引な体当たり等しては絶対にいけません。
➡野球 インターフェアはこちらをご覧ください【野球ルール】簡単事例集 NO.16インターフェア
➡野球コリジョンルールとは どんなの? コリジョンの問題10問 確認編
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