こんにちは、星猿(ホシサル)です。
星猿ブログを見ていただき、ありがとうございます。
今回は、野球 隠し球(かくしだま)について、事例を交えて簡単解説します。
野球 かくし球? ルール どんなの?
野球においての隠し球(かくしだま)とは、走者(ランナー)に気づかれないように野手が球(ボール)を隠し持って、走者(ランナー)が塁(ベース)から離れた時に触球して、走者(ランナー)をアウトにする戦術(トリックプレイ)のことです。
この戦術はトリックプレイを指しますが、投手(ピッチャー)が、球(ボール)を持っていない状態で、投手板(ピッチャープレート)を跨いだりしたり、捕手(キャッチャー)のとサインを交換するような偽装行為をすると、審判員からボークの宣告が発せられます。
公認野球規則では、定義されておらず用いられてもいませんが、一般には広く普及しています。
高校野球では隠し球は どうなの 認められているの?
現在、高校野球では「隠し球禁止」が暗黙の了解になっている状況ですが、もし隠し球(かくしだま)をしたとすれば、審判員は、厳しくボークをとる傾向にあります。
高校野球等では、隠し球(かくしだま)などしないで正々堂々と勝負することを望みます。
野球 隠し球(かくしだま) 事例
事例 隠し球(審判員のミスでアウトが取り消し)
アルパカズ 対 イエローモンキーズ
0対1でイエローモンキーズがリードしている。
9回裏 アルパカズの攻撃で、二死(2アウト)走者(ランナー)1塁で 代打(ピンチヒッター)が起用された。
その後、球審がプレイを宣告した直後に、アルパカズの1塁走者(ランナー)は離塁し始め
た。
その際、球(ボール)を隠し持っていた1塁手(ファースト)に走者が触球され、1塁の塁審もアウトを宣告しました。
しかし、イエローモンキーズの監督から指摘があり、球審も認め、アウトは取り消された。
どうしてなのか
?
解説
このケース、審判員のミスでアウトは取り消されました。
イエローモンキーズの監督からの指摘は、「代打(ピンチヒッター)起用のため、タイムがかけられた後、投手(ピッチャー)が、球(ボール)を持って正規に投手板(ピッチャープレート)で位置する前に、球審がプレイを宣告したことが規則違反であるとをイエローモンキーズの監督が指摘して認められました。
事例 隠し球(ボークになるケース)
アングラーズ 対 マウンテンズ
5回裏 アングラーズの投手(ピッチャー)が、先頭打者(バッター)にセンター前ヒットを打たれた後、後続の打者(バッター)がバッタボックスに入った際、投手板を離れて、セットポジションの構えからの投球モーションを、何回か繰り返した。
その際、審判員よりアングラーズの投手(ピッチャー)にボークの宣告が発せられました。
解説
このケース、投手(ピッチャー)がボールを持たないで、投手板(ピッチャープレート)に立ったり、跨いだり、投手板(ピッチャープレート)から離れて、投球を
まねする等をした場合は、審判員よりボークが発せられます。
「6.02原注」ボークルールの目的は、投手(ピッチャー)が、意図的に騙(だまそう)そうとするのを防ぐものです。
事例 隠し球(ボークにならないケース)
カピパラズ 対 ベアーズ
カピパラズの投手(ピッチャー)が、ベアーズの打者(バッター)のセフティーバンドを自ら捕球して、1塁(ファースト)に送球したが、アウトにすることができなかった。
その後、少しマウンド付近に立ち、1塁手(ファースト)からボールを受け取るために立っていた。
その際、セフティーバンドで出塁した1塁走者(ランナー)が離塁をし始めたため、1塁手(ファースト)が1塁走者(ランナー)に触球して、結果アウトにした。
解説
このケース、投手(ピッチャー)が、マウンド付近また、投手板(ピッチャープレート)の近く立ち、1塁手(ファースト)に協力して、1塁走者(ランナー)をだましたとしても、審判員に意図的な動きでないと判断されなければ、ボークにはなりません。
投手が走者を騙(だまそう)そうとすれば、野手が「隠し球」をやろうとしていなくても、審判員よりボークが発せられます。
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まとめ
野球においての隠し球(かくしだま)とは、走者(ランナー)に気づかれないように野手が球(ボール)を隠し持って、走者(ランナー)が塁(ベース)から離れた時に触球して、走者(ランナー)をアウトにする戦術(トリックプレイ)です。
この戦術は、トリックプレイを指しますが、投手(ピッチャー)が球(ボール)を持っていない状態で、投手板(ピッチャープレート)を跨いだりしたり、捕手(キャッチャー)のとサインを交換するような偽装行為をすると、審判員からボークの宣告が発せられます。
公認野球規則では、定義されておらず用いられてもいませんが、一般には広く普及しています。
星猿ブログを見ていただきまして、ありがとうございます。
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