こんにちは、星猿(ホシサル)です。
星猿ブログを見ていただき、ありがとうございます。
今回は、野球のリクエストについて、事例を交えて簡単解説します。
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野球 リクエスト? なんのこと?
日本のプロ野球(N P B)で、2018年から導入された「リクエスト制度」は、審判の判定に異議がある時に、ビデオ映像による、リプレイ検証を求めることができる制度です。
メジャーリーグ(M L B)では2014年から「チャレンジ制度」の名称で導入されています。
これまでの、ホームランと本塁クロスプレイのみに適用されていたビデオでの判定が広範囲のプレイに適用されるようになりました。
※学生野球 社会人野球では、リクエストの導入はされていません。
野球 リクエスト どんだけ できるの?
監督がリクエスト権を行使できるのは、1試合で2回までです。
(延長戦になった時は、新たに1回増えます)審判の判定通りなら、1回ずつ判定の権利が減ります。
リクエストを受けた審判は、5分以内にリプレイ検証を実施して、判定を示さなければなりません。
※2塁、1塁の併殺打(ダブルプレイ)のようなケースで両方の塁にリクエストを要求した場合は、2回のカウントになります。
また、審判員の判定が覆った場合は、要求回数にはカウントされません。
野球 リクエストいつでも できるの?
リクエストは、ボールインプレイ中は、その後の一連のプレイの選択に影響するため対象となりません。
ボールデッド(ボールを用いたプレイが行われない状態)に限って直前の判定はビデオ判定が対象可能になります。
野球 リクエストできないプレイ どんだけ?
野球 リクエスト対象外のプレイは こんだけです。
・ストライク ボールの判定 ・打者(バッター)のハーフスィング
・走塁妨害(オブストラクション) ・守備妨害 ・ボーク
・インフィールドフライ ・塁審より前(本塁寄り)の打球
・自打球 (自分が打った打球が、バッターボックスを出てない打者自身に当たったものを言います)
以上のプレイについては、リクエストができません。
リクエスト 事例
事例
先攻カピパラズ 対 後攻アルパカズの試合です。
9回の裏、スコア1-0 アルパカズの攻撃、2死(2アウト)打者(バッター)のカウント 1ボール2ストライクです。
カピパラズの投手(ピッチャー)が投球したボールをアルパカズの打者がハーフスィングをしたと判定して、審判員が打者三振アウトの宣告をしました。
その際、ボールが打者の身体に触れていました。
ここで、ルパカズの監督が、死球(デッドボール)ではないかとリクエストの検証を求めました。
結果、ハーフスイングの判定は覆ることができませんでした。
その際、その判定に納得がいかないアルパカズの監督は、審判員に抗議をしましたが、退場の処分の宣告となりました。
解説
アルパカズの監督は、ハーフスィングはリクエストの対象外のため、リプレイ検証は死球(デッドボ-ル)かどうかの判定をしました。
基本的に審判が「ハーフスィング」と判定した時点で、リクエストが覆ることはありません。
打者に打つ意思があったかどうかを、審判が判断して決めています。
この審判の判定にさらに抗議をすれば、退場処分になるルールです。
事例 (リクエストが認められないケース)
モンキーズ 対 タートルズの試合です。
1死(1アウト)満塁の場面です。
モンキーズの投手(ピッチャー)が、タートルズの打者(バッター)が打ったピッチャーライナーを、ノーバウンドで捕球したように見えたのを確認して、ワンバンウドの判定をした審判員へリクエストの要求をしました。
結果・・・
解説
モンキーズの監督が、ピッチャーライナーをノーバウンドで捕球していないか要求しましたが、審判よりも前方の打球ということで、リクエストが認められませんでした。
結果、ホームゲッツウ(1投手→2捕手→1塁)でダブルプレイでチェンジの判定になりました。
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まとめ
リクエスト制度は審判の判定に異議がある場合に、ビデオでのリプレイ検証を監督のみ求めることができる制度です。
行使できる回数は、1試合(9イニング)の試合で2回までできます。
延長戦の場合は、さらに1回増えます。
リクエスト制度のルールでは行使対象外のプレイもあります。
➡問題はこちらへ 【野球】 ルール リクエストとは どんなのか?
➡ ボールデットはこちらへ【野球】ルール ボールデッド? どんなの?
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