こんにちは、星猿(ホシサル)です。
星猿ブログを見ていただき、ありがとうございます。
今回は、野球のグローブの考案者はだれなのか、歴史を振り返ってみました。
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野球 グローブ考案者は? だれなの?
1920年にセントルイスカージナルスのビル・ドウクさんが親指と人差し指の間に「ウェーブ」を付けポケットができるようにして、捕球しやすくして発案しました。
それが、現在のグラブの形に広まったと言われています。
- 1870年代に使われるようになった初期のグラブは指先に穴が開いていました。
グラブ誕生の起源は どこなの?
グラブの誕生はアメリカで、初期の野球はグローブがまだ誕生していなかったので、素手でプレイしていました。最初にグラブを使用した時期や、人物に関しては、諸説あるとされています。
そのうちの一人がシンシナティ・レッドソックスズのキッッチャーのダグ・アリソンさんです。
1870年にアリソンさんは試合中に左手を負傷してしまい、それを保護するためにグラブを使用したと言われています。
グローブ 革の種類は なんなの?
グローブに使われている革は、99パーセント牛革(カウレザー)です。
牛革が使われている理由は他の動物と比べ皮膚繊維組織が均一で丈夫なためです。
次に生育年数などによっても、柔らかさ、厚みに違いがあるため、さまざまな性質の革を作れることの2点が挙げられます。
野球のグローブに使われる2種類の牛革は、キップとステアハイドと言います。
キップとは生後6か月~2年程度の中牛革で、繊維密度が高く、薄い皮であり、成牛革と比べると表面がなめらかで柔らかいです。
ステアハイドは生後2年程度で3か月~6か月の間に去勢されたオスの成牛から採れる皮のこと、キップには劣りますが表面はきめ細かです。
厚みが均等で丈夫なことも特徴です。(2歳以上の牛を成牛といいます)
とっても 重要なアイテム
野球のグローブは、野球選手にとっては、とっても重要なアイテムです。バットやスパイクとは違い、グローブは長期間使う選手が多いです。
それは、「本革」のグローブは使い込んでいると色や形が仕上がって、フィット感も増してくるからでしょう。
野球でグローブの革には3つの重要な機能が求められてきます。
求められる3つの機能は、耐久性、弾力性、柔軟性です。
耐久性
耐久性もとめられる理由は、グローブは、ボールの捕球を何千回、何万回とするのに耐えられる強さが必要です。
弾力性
グローブの役割は「捕球」することです。ボールの回転や、勢いを吸収する弾力性がなくてはなりません。
柔軟性
プレイヤー(選手)の複雑な手の動きを妨げず、違和感なくボールをさばける柔軟性がなくてはなりません。
グローブ用守備手袋を使う利点
グラブ手袋(守備手袋)を使うと、グラブと手の隙間をつくらずに、ピタッとフィットさせてグラブさばきをアップさせます。
また、グラブ手袋をすると、直接グラブに触れることなく、手の汗を吸収してくれるので、グローブの革の劣化を防いでくれます。
捕手(キャッャー)用手袋は衝撃軽減が一番に求められます。
走塁(ランナー)用手袋は、ヘッドスライディングや、手から塁へ戻ることもあるので、やや厚手となっています。
グローブ 最初の販売メーカー どこなの?
グローブの最初の販売メーカーはローリングスです。
ローリングスは、アメリカ ミズリー州 セントルイスのスポーツ用品メーカーです。
1887年、ジョージとアルフレッドのローリングイス兄弟によって設立され、野球用品メーカーとしてもっとも歴史が古くグラブの進化と共に成長してきた会社であります。
日本では、アシックスが、ローリングイスと2012年までライセンス契約を結び、製造、販売を行っていました。ミズノ Z E T T S S K等と並ぶ野球用品メーカーとしてお馴染みです。
ローリングス設立以前、1877年に製造して販売したグラブは手の平を革で覆うだけでしたが、1886年には指まで先隠れるパッド入りグラブを製作して、それによりワンハンドキャッチが可能となり、当時の球界で話題になりました。
1887年ローリングイス社設立。
すでにグラブ製品に関しては、網羅していました。
1920年、セントルイスカージナルスの、ビル ドーク投手のアドバイスでウェブ(親指と人差し指の間にある網)付きグブが誕生しました。
1976年にアシックスと業務提携を結び、1979年には本格的にローリングスの野球用品が日本で発売されるようになりました。
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参考 日本の手作業製造のグローブメーカー
国内のグローブメーカーのハタケヤマは、1985年に自社ブランドを立ち上げ、野球グローブの製造を始めた企業です。
この会社でつくられるグローブは、すべて職人の手作業で製造されています。
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