【野球】ホームスチールとは どんなの? 教え

こんにちは、星猿(ホシサル)です。

星猿ブログを見ていただき、ありがとうございます。

今回は、野球 ホームスチールについて、事例を交えて簡単解説します。

  

野球 ホームスチールとは どんなの? 教えて

 

ホームスチールとは、3塁にいる走者(ランナー)が、投手(ピッチャー)の投球と同時にスタートを開始して、球(ボール)より先に本塁(ホーム)にすべり込むのが、ホームスチールと呼ばれる盗塁のことです。

相手チームのバッテリー(ピッチャーとキャッチャー)が3塁走者(ランナー)を警戒して、けん制を何度もしてきて、投手(ピッチャー)がクイックモーションで投球してくる場合は、ホームスチールはできません。

しかし、2死(2アウト)で3塁などでは、走者(ランナー)には意識せずに、打者(バッター)にしか意識がいかないことがよくあるため、その油断している隙を狙って走るのが、ホームスチールです。

 

※ホームスチールは和製英語であって、正しい英語の表現は「steal  home」です。

 「steal」は「盗む」動詞  「home」は「本塁」のことで直訳すると「本塁を盗む」となります。

 

どんな投手(ピッチャー)の時が ホームスチールのチャンスなの?

 

ホームスチールを狙う場合は、右投手(ピッチャー)より、左投手(サウスポー)が大きく足を上げて投球するときは狙い目です。

理由は、左投手(ピッチャー)の時は3塁の走者(ランナー)が見えないので、成功の確率は右投手(ピッチャー)に比べると高くなります。

その他は、走者(ランナー)1塁 3塁で相手が左投手(ピッチャー)の時、左投手(ピッチャー)が1塁走者へ、けん制球をした瞬間を狙ってのホームスチールは、狙い目です。

また、投手(ピッチャー)がワインドアップで投球している時は、ホームスチールは狙い目です。

理由は、ワインドアップは、自由な足(左投手なら右足)を後ろに引いた時点で、投球モーションが開始になるので、あわててプレートを外せばボークになり、1点得点されるのため効果もあり、チャンスです。 

 

ホームスチール事例

 

事例(ボークを誘うホームスチール)

ラビッツ  対  タートルズの試合です。

9回の裏 ラビッツの攻撃です。 

スコア5対5の同点で、2死(2アウト)走者(ランナー)3塁の場面の時、ラビッツの3塁走者(ランナー)がタートルズの右投げの投手(ピッチャー)のボークを誘い、ホームスチールを試み成功しました。

結果、ラビッツがスコア、6対5でサヨナラ試合(ゲーム)にしました。

 

解説

このケースは、相手チーム投手(ピッチャー)が右投げで、3塁走者(ランナー)が視界に入るのを逆手にとって、利用したホームスチールです。

投手(ピッチャー)が、セットポジションに入るのと同時ぐらいに、スタートを大げさに切ることで、相手投手(ピッチャー)のボークを誘いました。

経験の少ない投手(ピッチャー)や、警戒していない投手(ピッチャー)は、3塁走者(ランナー)の動きを見て、焦ったりして、軸足を外さないで腕からセットプジションを外そうとしてしまったり、静止が不十分のまま投球する等して、ボークを誘う戦略です。

経験の少ない投手(ピッチャー)であれば、偽装スタートをされるだけでも嫌なプレイに感じるはずです。

 

事例(敬遠時に大きく外すところを狙ったホームスチール)

クラブズ 対 ンキーズの試合です。

9回の表 2死(2アウト) 走者(ランナー)3塁 スコア1対1同点で、モンキーズの右打ちの4番の強打者、モンキッキ選手の打席です。

ここで、クラブズの左投げの投手(ピッチャー)が、モンキッキ選手を敬遠しょうと外角に3つ大きく外れるボールを投げてきました。

そして、バッテリー(ピッチャーとキャッチャー)が警戒心もなく、大きく4球目を大きく外れるボールを投げました。

その際、3塁走者(ランナー)は、投手(ピッチャー)のモーションスタートと同時ぐらいに3塁をスターとしました。結果・・・?

 

解説

このケースは、相手の投手(ピッチャー)が、左投手で投球モーションが大きく、それほど早くないボールを3球続けて投げたのを見て(確認して)、狙い目の4球目にホームスチールを試みました。

結果は、間一髪セーフとなりました。

勇気をもって挑戦したモンキーズの3塁走者(ランナー)の結果でした!

  

事例

ジャガーズ 対 チーターズの試合です。

7回裏ジャガーズの攻撃です。 

走者(ランナー)3塁で、 2死(2アウト)、スコアが5対5の同点で、カウント1ボール1ストライク、この後のプレイです。

チーターズの捕手(キャッチャー)が投手(ピッチャー)にボールを膝をついて返球した際、ボールが山なりのボールが返球されたのを狙って、ジャガーズの3塁走者(ランナー)がホームスチールを試みました。結果・・・?

  

解説

このケースは、投手(ピッチャー)でなく、捕手(キャッチャー)が油断した隙を狙ったホームスチールです。

2死(2アウト)の場合は、以外と隙のある捕手(キャッチャー)がいるので、こういう返球をしている場合は狙い目です。

 

※ボールを返球する場合は、キャッチャーに限らず、すばやく、早くて相手が取りやすいボールを投げるように心掛けてくだしいね!

 

まとめ

ホームスチールとは、3塁にいる俊足の走者(ランナー)が、投手(ピッチャー)の投球と同時にスタートを開始して、球(ボール)より先に本塁(ホーム)にすべり込むのがホームスチールと呼ばれ盗塁のことです。

アウトカウントは一般的には、「2死(2アウト)」のときに相手チームバッテリー(ピッチャーとキャッチャー)の隙をついて行うプレイです。

盗塁の中でも、特に相手の警戒が緩んだ隙や、相手が予想していない時に意表をついて、本塁(ホーム)を狙わなければなりません。

➡盗塁はこちらへ【野球】盗塁とは どんなの? 教えて NO.1

 

 

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