こんにちは、星猿(ホシサル)です。
星猿ブログを見ていただき、ありがとうございます。
今回は、野球のトリプルプレイについて、事例を交えて解説します。
野球 トリプルプレイ(三重殺)? どんなの?
トリプルプレイ(三重殺)とは、無死(0アウト)の場面から一連のプレイで、3個のアウトが記録されチlェンジになることです。
- 「一連」とは「ボールが投手の手を離れてから、ボールデッドとなるまで」または、「ボールが投手の手に戻って投手が次の投球姿勢に移るまで」と定義されます。
- ボールデッドとは、野球のルールの一つで「プレイ」停止という意味です。球審がプレイを宣告するまでの間は、プレイは無効になります。
- 3つのアウトを捕る間に失策、ミスがあった場合は、トリプルプレイとされません。
(併殺と記録される場合はあります。また、トリプルプレイ(三重殺)に捕殺または、刺殺者として関与した選手の氏名が記録されます)
野球 トリプルプレイ(三重殺)は どんなとき?
トリプルプレイ(三重殺)とは、打者走者(バッターランナー)以外の2人の走者が触球されアウトになった後、一塁に達した打者走者が先の塁を狙って触球されるようなケースで、結果的に3個のアウトが記録されるケース等です。
打者走者(バッターランナー)がゴロの打球を打って、一塁に到達することが前提ですが、打者以外の走者が塁間に挟まれてしまう時、トリプルプレイ(挟殺プレイ)が発生しやすくなります。
打者(バッター)の記録は どんなの?
打者(バッター)については、併殺と、三重殺の区別をしないで「併殺打」に含めて記録します。
したがって、「三重殺打」という記録はありません。
打者に併殺打が記録される場合は、三重殺においても併殺打と同じになります。
(打者がゴロの打球を放ち、フォースダブルプレイまたはリバースダブルプレイが行われる時)
日本では、併殺打をダブルプレイと呼びますが、三重殺はゲッスリーと呼ぶこともあります。
※リバースフォースダブルプレイとは、無死(0アウト)または、1死(1アウト)1塁で打者がゴロの打球を打ち、1塁手が捕って1塁手が触球し(打者走者アウト)さらに2塁へ送球し、それを受けた遊撃手(ショート)が1塁から走って来た1塁走者に触球してアウトにする等のことです。
トリプルプレイ(三重殺) 事例
事例
アルパカズ 対 タートルズの試合です。
無死(0アウト)満塁、タートルズの打者(バッター)が打った打球が捕手(キャッチャー)前に転がりました。
アルパカズのキャッチャーは自分の前に転がったボールを捕球してホームベースを踏み、1塁へ送球して、1塁手は捕球した後に2塁へ送球して、トリプルプレイ(三重殺)にしました。
解説
無死満塁で打者がゴロを打てば、タッチプレイが不要なケースです。
このケースは、打者が打った打球がキャッチャー前のゴロでキャッチャーが捕球して、ホームベースを踏み(1死)、1塁へ送球して(2死)1塁手が2塁へ送球して(3死)でトリプルプレイ(三重殺)成立しました。
事例
アングラーズ 対 マウンテンズの試合です。
無死1塁、2塁でアングラーズの打者(バッター)が、3塁ベース上にゴロを打ちました。
3塁手はボールを捕球して3塁ベースを踏み、2塁へ送球して、2塁手が捕球して1塁へ送球してトリプルプレイ(三重殺)にしました。
解説
無死1塁、2塁で打者の打球が3塁ゴロとなり、3塁手が捕球後ベースを踏んで(1死)、その後2塁へ送球して(2死)、その後1塁へ送球して(3死)でトリプルプレイ(三重殺)成立です。
※走者1塁、2塁の場合、走者は打者がゴロを打てば進塁の義務が発生するため、走者へのタッチ(フォースアウト)は不要になります。
事例
草野球 ライオンズ 対 タイガースの試合です
無死(0アウト)1塁、3塁のとき、ライオンズの打者(バッター)が三振しました。
その際、スタートを切っていた1塁走者にキャッチャーが2塁へ送球して触球(アウト)しました。
その隙を見て3塁走者が本塁への盗塁を試みましたが、2塁手が本塁へ送球してキャッチャーが走者へ触球しました。
無死(0アウト)1塁、3塁のケースですが、打者(バッター)が三振で(1死)。
その際1塁から2塁を狙った1塁走者へキャッチャーが2塁へ送球してタッチアウト(2死)。
2塁へ送球の間に3塁走者が本塁の盗塁を試みました。
しかし、2塁から矢のようなボールがバックホームされ、キャッチャーが走者へ触球してアウト(3死)。
トリプルプレイ(三重殺)が成立しました。
事例
ラビットズ 対 タートルズの試合です。
無死(0アウト)走者(ランナー)、1塁、2塁でラビットズの打者(バッター)が2塁方向へヒット性のライナーを打ちました。
しかし、その打球を2塁手が捕球(ファインプレイ)しました。
その際、離塁した2塁走者が帰塁する前に、素早く2塁手が走者へ触球しました。
そして、2塁へ走って来た1塁走者へも触球しました。
解説
このケースは2塁手の超ファインプレイで生まれたプレイです。
無死(0アウト)1塁、2塁で2塁手(セカンド)が2塁ベースよりのライナーのヒット性の当たりを捕球(1死)、飛び出しをしていた2塁走者に2塁手が触球(2死)、そして、その際1塁から2塁へ走って来た1塁走者へも触球(3死)して、トリプルプレイ(三重殺)が成立しました。
Baoblaze ペンダント キーリング キーチェーン ミニ 野球 ボール+バット+手袋セット 財布 ハンドバッグ 装飾 2枚
まとめ
トリプルプレイ(三重殺)とは、無死(0アウト)から一連のプレイで3個のアウトが記録されることを言います。
一連とは、ボールが投手の手を離れてからボールデッドとなるまでのことです。
(ボールが投手の手に戻って、投手が次の投球姿勢に移るまでのことです)
➡ランダウンプレイはこちらへ【野球】ルール ランダウンプレイ? どんなの?
➡簡単問題はこちらです【野球】トリプルプレイとは どんなとき? 確認問題 5問
星猿ブログを見ていただきまして、ありがとうございます。
最近のコメント