【野球】 投手 勝利条件とは どんなの? 事例を交えて簡単解説します。

 

こんにちは、星猿(ホシサル)です。

星猿ブログを見ていただき、ありがとうございます。

今回は、野球 投手 勝利条件について、事例を交えて簡単解説します。

 

野球 投手 勝利が付くとき どんなとき?

公認野球規則で9.17に勝利投手(ピッチャー)の条件が定められています。

登板している投手の攻撃中、または登板中の投手が代打または、代走と交代して退いた回の攻撃で自チームがリードを奪い、そのリードが試合終了まで保たれた場合は、一定の条件を満たせば、その投手が勝利投手になるとあります。

 

一定の条件とは 何なの?

・投手(ピッチャー)が先発投手であれば、5イニング以上投球することです。

・二人以上の救援投手が登板している時は、審判員が最も勝利に貢献したと判断した投手が、勝利投手を与えられます。

※天災等でコールドゲームが宣告された試合で、勝利チームの守備が6イニングに満たなかったときは、5イニングでなく4イニングの投球が必要となります。

 

 野球 勝利投手 事例 

事例  モンキーズ対アルパカズの試合です。

先発、モンキーズのA投手が5回裏を投げ切り、3対0でリードしている状況で降板しました。

6回裏から、中継ぎを任されたB投手に変わりました。

B投手は、6回~7回を無失点に抑え、8回をセットアッパーのC投手に繋ぎました。C投手も後続を無失点に抑えました。

9回を抑え投手(クローザー)のD投手が1失点1を失いましたが、後続を抑え、モンキーズがアルパカズを3対2で下し勝利しました。

 

解説

先発投手(ピッチャー)は、5イニング以上投げないと勝利投手の権利は得られません。

モンキーズのA投手は、自チームが3対0でリードしている状況で5回を投げ切り降板して、試合終了までリードが保たれているので、勝利の記録が付きます。

また、B投手、C投手にはホールドが記録され、D投手にはセーブが記録されます。

 

事例 アングラーズ対マウンテンズの試合です。

4対1でアングラーズがリードしています。

先発、アングラーズのA投手が、5回裏1アウト後、途中で降板しました。

変わりに登板した中継ぎ投手のB投手は、打者2人を打ち取り5回裏を終えました。B投手は、7回まで投げて、1点を取られて降板しました。

8回裏はC投手(セットアッパー)が登板して、1点を取られましたがそ、その後、後続を抑え9回を抑え投手(クローザー)のD投手に繋ぎました。

9回を任されたD投手は、3者三振で0点に抑えて、4対3でアングラーズがマウンテンズに勝利しました。

 解説

この試合で、アングラーズの先発A投手には、5回を投げ切っていないため勝利の記録は付きません。

勝利投手の記録が付くのは、先発投手が4回1/3イニングを投げ終えた後から登板して、7回まで1点に抑えたB投手になります。8回を1点に抑えたC投手(セットアッパー)にはホールドの記録が付いて、9回に登板して、アングラーズを0点に抑えたD投手にはセーブが記録されます。

 

記録員の判断

2人以上の救援投手が登板している場合は、勝利投手の記録をできるのは、最も効果的な投球をしたと、記録員が判断した1人の救援投手に勝利投手の記録を与えます。

記録員が、勝利投手の記録を与える重要な要素は投球回数です。

投球回数が、他の投手より1回以上多い救援投手がいる場合には、その投手に勝利投手の記録を与えます。



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まとめ

勝利投手になる条件は、先発投手は、5イニング以上投げること。

先発投手は、天災等でコールドゲームが宣告された試合では、勝利チームの守備が6イニングに満たなかったときは、5イニングでなく、4イニングの投球が必要です。

2人以上の救援投手が登板している時は、審判員が最も勝利に貢献したと判断した投手が、勝利の記録を与えられます。

2人以上の救援投手が登板している場合は、勝利投手の記録をできるのは、最も効果的な投球をしたと、記録員が判断した1人の救援投手に勝利投手の記録を与えます。

救援投手で、勝利投手を決定する重要なポイントは投球回数で、投球回数が他の投手より1回以上多い救援投手がいる時は、その投手に勝利投手の記録を与えられます。

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