こんにちは、星猿(ホシサル)です。
星猿ブログを見ていただき、ありがとうございます。
今回は、野球の変化球、ナックルボールについての特徴などを解説します。
Contents
・野球ナックルボールの特徴
ナックルボールは、打者(バッター)にとって、ボールの軌道(変化)が、とてもわかりにくい不規則な変化をする球種です。
球速は100キロ~110キロ前後の、ほぼ無回転ボールはスタンドの観客から見れば、ただのスローボールに見えるでしょう。
メジャーリーグで、ナックルを主武器に活躍したニークロ投手(ピッチャー)は、球速60キロ前後のナックルで、強力なメジャーリーガーの打者(バッター)を打ち取った様はまさに魔球です。
・野球ナックルボールの握り方
ナックルの基本的な握り方は、手の甲を上にして、親指と小指でボールを真横から挟み、人差し指と中指と薬指の3本の指を上から突き立てるものが普通です。
3本指をボールから離す際に、手首を固定してボールに押し当てた指で押し出すように回転を殺しながら投げます。
もう一つのナックルの握りでは、人差し指と中指を上から突き立て、薬指は小指に沿わして投げる投手(ピッチャー)もいます。
・野球ナックルボールの効果
ナックルを習得できて、質の高いボールを投げられることができれば、最強クラスの武器となるでしょう。
ナックルは球速が遅く変化も少ないので、三振を取ると言うよりは打たして取る球種です。
習得するのが難しいですけど、ストライクを取れようになれば、それで十分です。
・野球ナックルボールの曲がり方
ナックルの変化(曲がり方)は投げた投手(ピッチャー)本人もよくわからない球種です。
練習では、打者にバッターボックスに立ってもらい変化を見てもらいましょう。
ほぼ無回転のナックルが投げられていれば、左右に揺れるように不規則に変化しながら落下します。
無回転特有の不規則な変化で魔球とも呼ばれます。
・野球ナックルボールの投げ方
ナックルの投げ方は、手首を固定してボールに押し当てた指で、押し出すように回転を殺しながら投げます。
投手(ピッチャー)によっては、はじくように投げると回転がかからず、投げやすいと言う投手(ピッチャー)もいます。
ようするに、押し出すようになげようが、はじくようになげようが、どちらでも良いので、回転がかからない投げやすい方で投げてください。
・野球の試合で使われる、球種(13個)をまとめてみました
カットボール
フォーシームの握りから、人差し指を中指方向へずらした状態で握ります。
ストレートと、ほぼ変わらない急速ながら、打者の手元で1つ分ぐらい鋭く変化するのが特徴です。
正式には「カット・ファストボール」という名称で、「高速スライダー」や「カッター」などと呼ばれることもあります。
ストレート
日本では呼び名は直球または、ストレートと呼ばれ、メジャーリーグではフォーシームと呼ばれています。
投手(ピッチャー)の最も基本的な球種はストレートで,ボールの握りは、人差し指、中指、薬指親指とすべての指を縫い目にかけるようにします。
ボールをリリースする瞬間に最後まで触れているのが指先です。
直線的な軌道の速球で、バックスピンの回転数を増やすと、バッターの手元でホップする威力が増すボールとなります。
ツーシーム・ファストボール
単に、通常は、ツーシームと呼ばれています。
2本の縫い目の近付いたところの縫い目に、それぞれ人差し指と中指を置きます。
親指は下側の縫い目に、腕の振りは基本的にストレートと同じです。若干沈み、変化する速球です。
シンキング・ファストボール
握りは、ツーシーム・ファストボールと同じです。
2本の縫い目の近付いたところの縫い目にそれぞれ人差し指と中指を置きます。
親指は、下側の縫い目です。沈む速球という意味で、ツーシームなどの動く速球の中でも特に沈む軌道を持ちます。
アメリカでは、シンカーと略されていますが、日本のシンカーとは別物です。
シュート
ボールは、人差し指、中指が縫い目にそうようにして握ります。
指の外側にかけるようにすることで、シュウート回転をかけやすくなります。
右投手(ピッチャー)が投げれば、右に曲がり、左投手(ピッチャー)が投げれば、左へ曲がります。
右投手なら、右打者(バッター)を詰まらせ、左投手なら左打者(バッター)を詰まらせて打ち取るには、最適な球種です。
シンカー
中指、薬指で挟むようにして握ります。
中指の外側に縫い目をかけて握ります。投手(ピッチャー)の利き腕方向に曲がりながら落ちるボールです。
アメリカでは、沈んで変化する速球を意味する、シンキング・ファストボールの略称ですが、日本のシンカーとは、意味が異なります。
スクリューボール
握りは、シンカーと同じです。
投手(ピッチャー)の利き腕方向に曲がり、落ちるボール、シンカーと同じとする場合もあります。
右投手がなげれば、シンカーと呼び、左投手が投げれば、スクリューボールと呼び、違いの明確な定義はありません。
スライダー
人差し指、中指の感覚が良い方の指を縫い目にかけて、親指、薬指もかけるようにして握ります。
投手(ピッチャー)の利き腕と反対方向に滑るように曲がるボール、縦に落ちる物は縦スライダー、球速が速い物は、高速スライダーと呼ばれています。
真っ直ぐとスライダーの中間的変化をする球種は、スラーブと呼ばれています。
カットボール
ストレート(フォーシーム)の握りから、人差し指を、中指方向へずらした状態で握ります。
ボールを切るように投げると、ストレート(フォーシーム)に近い速い球速で小さく変化する球種です。
カーブ
人差し指、中指の感覚が良い方の指を縫い目にかけて握ります。
親指も必ず縫い目かけて握ります。比較的遅い球速で投手の利き腕と反対の方向に大きく曲がりながら落ちる球種です。
特に、球速が遅く大きく曲がる、スローカーブ、垂直に方向に大きく変化するものは、ドロップカーブと呼ばれています。
ナックルカーブ
通常のカーブと違い、人差し指を立てて握る(ナックルと似ている握り)ので、通常のカーブと同じような場合もありますが、揺れながら大きく落ちるように見えるのが、ナックルカーブです。
フォークボール
ボールの縫い目の外側に中指、人差し指の2本で挟むように握ります。
メジャーリーグでよく使われる球種の、スプリットフィンガー・ファストボール(S F F)は、フォークボールよりも浅く挟んで投げ、速い球速で縦に落ちる球種です。
チェンジアップ
チェンジアップとは、投手(ピッチャー)が打者のタイミングを狂わせるために、速球の時と同じ投球動作で緩い変化球を投げることです。
人差し指と中指、薬指、3本で握ります。
強く握るとボールが引っ掛かりやすくなるので、少し指先を浮かす程度で握ります。
速球と同じ腕の振りで投げる遅い球です。
星猿ブログを見ていただきまして、ありがとうございました。
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