こんにちは、星猿(ホシサル)です。
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今回は、野球のファウルは36何回打つとアウトになるのか?どうなのか?簡単解説します。
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野球 ファウル 36回打つとアウト?
ファウルボールとは、一般的には単にファウルと呼ばれています。
この野球及び、ソフトボールにおいて打者(バッター)の打球がフェア地域に入らなかったもののことです。
打者はファウルボールを何本打とうが、そのこと自体によるアウトはありません。
したがって、「36本打つとアウト」等のことはありません。
しかし、2ストライク後にバンド(スリーバンドと呼ばれてます)した打球がファウルボールとなった場合は、スリーバンド失敗で、第3ストライクが宣告され打者は三振でアウトになります。
このルールが追加される前は、意図的にバンドでファウルボールを繰り返し打ち、相手の投手を疲れさせて降板させようとする戦法が広く使われていました。
現在でも投手に多く投球させるために「カット」と称して、打者にとって不利な球質の投球に対して、当てるだけのバッティングを行い、わざとファウルボールにする戦術は行われています。
これらの戦方は、バンドに比べては大変に難しい行為です。
ファウルの定義とは
野球のグランドは、本塁から1塁および、本塁から3塁を通って、外野のフェンスに至る2本の線(ファウルグランド)で区切られていています。
捕手(キャッャー)以外の守備側の選手や、各ベースがある側をフェアグランド、それ以外をファウルグランドと呼びます。
また、ファウルライン上はフェアとなります。
野球観戦時における主催者側のファウルボールの取り扱いは どうなの?
メジャーリーグでは、観客がファールボールを返さなかったことがきっかけで、1921年からファウルボールをファンの人へプレゼントするサービスが始まりました。
日本のプロ野球でも、一軍の公式戦で観客席に入ったファウルボールは、全球場で観客が持ち帰れるようになりました。
現在では、ファウルフライを捕球した野手が、ファンサービスで観客席に投げ込む場面も見られます。
かつては、ファウルボールを観客にサービスとして持ち帰れない時は、景品と交換する形で野球場の係員に返却するか、あるいは、ただ返却する制度が一般的でした。
二軍の試合や、アマチュア野球では係員に返却するのが一般的なようです。
例外として見られるのが、選抜高等学校野球大会や、全国高等学校野球選手権では、ファウルボールを観客が持って帰れることができるようです。
どちらにしてもファウルボールは、グランドに投げ返してはならないので注意してください。
ファウルボールによる事故の責任は主催者にあるの?
プロ野球では、観客などが観客席に飛び込んできたファウルボールにぶつかって、大けがをする事例がありました。
試合の主催者は、安全に運営する義務はありますが、チケットの裏には試合観戦契約、約款第13条が記載され、主催者には責任がない旨が明記されています。
過去に、ファウルボールで負傷した観客が、球場側に損害賠償を求めた事件がありました。
この事件で仙台地方裁判所は、野球には臨場感が欠かせない要素であるとした上で、一定の安全対策がしてあれば十分とした判決を出しました。
現在も各球場では試合中は、ボールから目を離さないよう等のお願いをアナウンスして、事故が発生しないように努めています。
球場によっては、ヘルメットやグローブを貸与されているところもあるようです。
まとめ
ファウルボールとは、一般的には単にファウルと呼ばれています。
この野球及び、ソフトボールにおいて打者(バッター)の打球がフェア地域に入らなかったもののことです。
打者はファウルボールを何本打とうが、そのこと自体によるアウトはありません。
したがって、「36本打つとアウト」等のことはありません。
しかし、2ストライク後にバンド(スリーバンドと呼ばれてます)した打球がファウルボールとなった場合は、スリーバンド失敗で、第3ストライクが宣告され打者は三振でアウトになります。
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