こんにちは、星猿(ホシサル)です。
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今回は、野球 投手の完全試合について、事例を交えて簡単解説します。
野球 完全試合 どんなの?
野球の完全試合とは、パーフェクトゲーム等とも呼ばれていますが、試合のなかでの記録の1つです。
試合で投手(ピッチャー)が相手チームの打者(バッター)を一度も出塁させずに勝利することですね!
四球(フォァボール)死球(デッドボール)や失策(エラー)などがあると無安打(ノーヒット)無失点に抑えた時は、ノーヒットノーランが記録されます。
また、安打や出塁で走者(ランナー)を出しても1人も本塁(ホームベース)を踏ませなければ、投手(ピッチャー)に完封の記録が付きます。
事例 完全試合 成立
アルパカズ 対 カピパラズ
ゲーム状況 3対0で、アルパカズがリード
アルパカズの先発投手が、カピパラズの打者(バッター)に安打(ヒット)、出塁を1人も許さずに9回裏の打者(バッター)2人を三振に打ち取った。
その後、3人目の打者(バッター)が初球をレフトのファールグランドに、大きなフライを打ち上げた。
右翼手(レフト)が捕球すれば完全試合成立の場面ですが、レフトのグローブに一度は入りましたが落球をした。
その後アルパカズの投手(ピッチャー)は、打者(バッター)を三振に打ち取り完全試合達成した。
解説
結論から言えば、ファウルフライを落球しても完全試合が消えることはありません。
日本では、完全試合はチームの記録ではなく「投手(ピッチャー)の記録」であると考えられたこともありました。
日本プロ野球のルール上では曖昧でしたが、1981年にセントラルリーグ、そしてパシフィックリーグの記録部が申し合わせて、ファウルフライの失策があっても完全試合は成立することが確認されました。
また、メジャーリーグ(MLB)では、完全試合は「チームの記録」であると考えられていたため、失策が記録されれば完全試合と認められませんでした。
しかし、1991年以降は定義が緩和されて、完全試合と認められています。
事例 完全試合 不成立
タートルズ 対 モンキーズ
スコア 0対0の同点でモンキーズの投手(ピッチャー)が、1人の走者(ランナー)を出さずに9回裏を終えて、0対0のまま延長に突入した。
延長10回表、2アウトでタートルズの打者(バッター)が安打(シングルヒット)を放ち、後続打者(バッター)も右中間に長打を打って、1塁走者(ランナー)が本塁(ホーム)へ生還し、タートルズが得点した。
1対0で迎えた9回裏タートルズの投手(ピッチャー)は、モンキーズの先頭打者(バッター)に四球(フォアボール)を与えたが、後続打者(バッター)を3人で打ち取り1対0で勝利投手になった・・・
解説
タートルズの先発投手は、10回を1人で投げ切り、9回を終えている時点で完全試合成立の内容でしたが、延長戦に入り今回は、10回も出塁を許さずに終えていれば完全試合を達成できました。
しかし、10回裏に1人に四球(フォアボール)を与えたため完全試合はなくなり、完全試合は消えて、ノーヒットノーランの記録がされました。
事例 完全試合 未公認記録
アングラーズ 対 マウンテンズ
5回裏スコア 5対0で アングラーズがリードしている状況。
アングラーズの投手(ピッチャー)は5回を投げ終わり、相手チームの打者(バッター)を1人も出塁させずに完全試合の内容です。
しかし、6回に入ると雨が激しく降り、その後も雨は降りやまず
審判員からコールドゲームの宣告が発せられた。
結果、アングラーズのコールドゲームで勝利となった!
解説
この試合でアングラーズの先発投手は、5回裏を投げ切りマウンテンズの打者(バッター)を1人も出塁させることなく完全試合の内容で勝利投手になりました。
しかし、5回コールドゲームでの勝利では完全試合には記録されません。
9回まで終了して、試合(ゲーム)が終了していることが、完全試合達成の条件には必要です。
今回のアングラーズの先発投手(ピッチャー)には、公認記録はされません。未公認記録として残ります。
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まとめ
野球の完全試合とは、試合における記録の1つです。
試合で投手(ピッチャー)が、相手チームの打者(バッター)を一度も出塁させずに勝利することです。
しかし、完全試合(パーフェクトゲーム)は投手(ピッチャー)に記録として付きますが、野手のファインプレイ等が必ずあって達成できる記録です。
チームの記録としても注目してもらいたい記録ですね。
個人的な感想ですが、皆さんはどう思われますか?
➡問題はこちらへ【野球】投手 完全試合とは どんなとき?
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