こんにちは、星猿(ホシサル)です。
星猿ブログを見ていただき、ありがとうございます。
今回は、野球のルールで簡単に押さえておきたいルールを、事例を持って簡単解説します。
事例① コールドゲーム
3回表、スコアが1対2で後攻チームが1点リードしている試合。
天候が雨模様、グラウンド状態も悪く、5回表に雨が強くなりグラウンド状態もさらに悪くなりました。
その後、5回が終了時に審判員よりコールドゲームの宣告がありました。
解説
事例①の内容は、プロ野球のケースです。
後攻チームが勝っているので、5回表が終了した時点で、コールドゲームの宣告をしたのです。
【ちなみに、地方大会の高校野球は、5回で10点、7回で7点以上、大学野球は7点が基準のようです】
事例② リタッチ
1アウト、走者(ランナー)2塁、打者(バッター)がライトフライを打ちました。
その際、2塁走者(ランナー)はタッチアップをして、3塁へ進みましたが、その後、審判員よりアウトの宣告がありました。
解説
捕球と同時にベースを離れるのがタッチアップです。
このケースでは、ライトの捕球よりもタッチアップが早く、
リタッチの義務を果たしていないので、アウトの宣告がありました。
事例③ アピール権
1アウト、ランナー2塁、打者(バッター)がセンター前にヒットを打ちました。
2塁走者(ランナー)は3塁を回り、ホームインしこの際、3塁手(サード)が審判員に走者(ランナー)が3塁ベースに触れていないことをアピールしました。
審判員も認め、その後、3塁手(サード)が、ボールを3塁ベースにタッチして、2塁走者(ランナー)はアウトとなりました。
解説
判定に対するアピールは、ボールインプレイ中でないとアピールはできません。
アピールする前に次のプレイが始まってしまうと、アピール権は消滅してしまいます。
事例④ アピールプレイ
2アウト、走者(ランナー)が1塁、打者(バッター)が、ツーベースヒットを打ちました。
1塁走者(ランナー)がホームインした後、3塁へ打者走者(バッターランナー)が走り、タッチアウトになりました。
これで第三アウト、しかし、その際、1塁手(ファースト)は、打者走者(バッターランナー)が1塁ベースに触れていないことを審判員へアピールして認めらアウトになりました。
解説
このケースでは、第3アウトで、1塁手(ファースト)のアピールがなければ、得点は認められましたが、ホームインより1塁を踏み忘れた方が早いので、これが第三アウトになり、得点は認められません。
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事例➄ フェンス際のプレイ
打者(バッター)が、レフトフェンス際へフライを打ち上げました。
レフトはジャンプして捕球しようとしましたが、ボールはグラブの先に当たり、フェンスを越えスタンドに入りました。
結果、ホームランとなりました。
解説
このケースは、ジャンプしてグラブの先に当てフェンスを越えスタンドに入りましたが、ボールがフェンスのてっぺんに直接触れてスタンドに入ってもホームランになります。
➡タッチアップ事例はこちらへどうぞ【野球ルール】簡単事例集NO.23タッチアップ
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