こんにちは、星猿(ホシサル)です。
星猿ブログを見ていただき、ありがとうございます。
今回は、野球 投手の防御率について、事例を交えて簡単解説します。
投手 防御率? 何のこと?
ズバリ、防御率とは、投手(ピッチャー)の能力を表す指標の一つです。
たとえば、その投手が1(試合)(9イニング)何点の自責点で抑えたかを示す率のことです。
防御率は、失点ではなく自責点で算出します。
算出の仕方は、自責点の合計に9を掛けて、投球回数で割ると防御率を算出することができます。
数値が低いほど能力の高い好投手という判断がされます。
防御率出し方 防御率=(自責点×9)÷投球回数
- 投球回数が、1イニングに満たない1/3イニング(1アウト)なら、0.33、2/3イニングなら、0.66で割って算出します。
※アウトを1つも取れなかった投手(ピッチャー)の場合は、投球回が0(記録上は0/3)となるため防御率はできないため、数字の代わりに横線など何らかの記号で表記します。
(防御率を無限大とみなして「∞」とすることもあります)
日本のプロ野球(NPB)では、1983年から定義され、最も防御率の優秀な投手に贈られる「最優秀防御率」のタイトルがあります。
防御率の評価基準は? 何なの?
先発投手と中継ぎ投手(リリーフ)では防御率の基準が違ってきます。
中継ぎ投手でも頻繁に登板する投手と主に8回の1回を任される中継ぎ投手(セットアッパー)や、抑え投手(クローザー)では、評価の基準が変わってきます。
防御率 投手 事例
事例
アルパカズ先発投手のA投手は、シーズンを終了して年間成績(防御率)が算出されました。
A投手の年間投球回数は、143イニング 自責点 31点でした。
解説
アルパカズのA投手の防御率を算出してみました。
防御率算出式=(自責点×9)÷(投球回数)
(自責点31×9)÷(143イニング)=1,951 防御率は1.95になります。
事例
アルパカズの先発投手ではありませんが、中継ぎ投手(リリーフ)B投手の年間投球回数は、70イニングと1/3回 自責点 18点でした。
解説
アルパカズの中継ぎ投手(リリーフ)B投手の防御率を算出してみました。
防御率算出式=(自責点×9)÷(投球回数)
(自責点18×9)÷(70.33)=2.303 防御率は2.30となります。
事例
アルパカズの中継ぎ投手で、C投手(主に8回に登板するセットアッパー)の投球回数は、35イニングと2/3回 自責点 10点でした。
解説
防御率算出式=(自責点×9)÷(投球回数)
(自責点10×9)÷(35.66)=2.523 防御率は2.52となります。
事例
アルパカズの抑え投手のD投手(クローザーとか守護神、ストッパーなどと呼ばれています)の投球回数は30イニング 自責点 7点でした。
解説
防御率算出式=(自責点×9)÷(投球回数)
(自責点7点×9)÷(30イニング)=2.1 防御率は2.1となります。
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まとめ
防御率算出式=(自責点×9)÷(投球回数)
先発投手と中継ぎ投手(リリーフ)の評価基準は変わります。
中継ぎ投手でも主に8回を任されているセットアッパー、最後の締めを任された抑え投手(クローザー)では、評価の基準が変わってきます。
➡投手の自責点出し方はこちらへ【野球】 投手 自責点とは? 出し方 事例を交えて簡単解説します。
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