こんにちは、星猿(ホシサル)です。
星猿ブログを見ていただき、ありがとうございます。
今回は、野球 投手のホールドについて、事例を交えて簡単解説します。
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野球 投手 ホールドとは どんなの?
ズバリ簡単に言うと、野球で投手のホールドとは、救援投手(中継ぎ投手)に与えられる記録の一つです。
しかし、一定の条件を満たさなければ記録はされません。
現代野球の投手起用は、中継ぎ投手の分業化が進み、本来救援投手全体のための指標であったセーブが、クローザー(抑え投手)に独占されているため、考案されたルールです。
ホールドを記録するための一定条件とは なんなの?
「ホールド」を記録するための一定条件は、次のことが挙げられます。
・先発投手(ピッチャー)でないこと ・勝利投手でないこと ・敗戦投手でないこと。
・セーブを記録する投手でないこと ・救援中継ぎ投手で登板すること。
・降板後の状況は、自分の失点で同点、逆転されていないこと。
・試合の最後まで投げないこと。
以上の条件は必要となります。
ホールドが記録されるの どんなとき?
・自分のチームがリードしている状況で登板する場合。
・3点以内のリードで登板して、1回以上投げて、リードしたまま降板すること。
・2者連続で本塁打を打たれたら、同点か逆転される場面で登板して1/3回以上投げること。
・点数差に関係なく、3回以上投げてリードしたまま降板すること。
・4点差以上のリードの場合は3回以上投げること。
以上の条件は必要となります。
同点のときは どんなの?
同点の場合は、同点のまま失点せずに降板すること。
同点の状況で登板して自分のチームが逆転した時は、リードを保ったまま降板すること。
※リードを保ったまま降板しないで、最後まで投げるとホールドは記録されず、勝ち投手の記録が付きます。
以上の条件は必要となります。
投手 ホールド事例 (架空)
事例
草野球 モンキーズ対アルパカズの試合です。
先攻 モンキーズ、後攻 アルパカズの試合が始まりました。
試合は、モンキーズの先発A投手が7回裏を終わり、アルパカズを無失点に抑え降板しました。
2対0でアルパカズをリードしている状況です。
モンキーズは8回より中継ぎ投手(セットアッパー)B投手が登板、走者(ランナー)を1人出しましたが、0点に抑え抑えC投手に繋ぎました。
9回裏、抑え投手Cは、アルパカズの攻撃を3人で抑えて、モンキーズがアルパカズに2対0で勝利しました。
解説
この試合での記録は、モンキーズの先発したA投手に勝ち星が記録され、リリーフ(中継ぎ投手)のB投手にホールドが記録され、クローザー(抑え投手)C投手にセーブが記録されます。
事例
草野球 アングラーズ対マウンテンズの試合です。
先攻 アングラーズ、後攻 マウンテンズの試合が始まりました。
試合は、アングラーズの先発A投手が5回裏を終わり、マウンテンズを1点に抑え降板しました。
3対1でアングラーズがリードしている状況です。
アングラーズは、6回、7回を中継ぎのB投手が登板して1点を与え降板しました。
8回、中継ぎ(セットアッパー)C投手に3対2の状況で繋ぎました。
C投手はアルパカズを3人で抑えて、クローザー(抑え投手)のD投手に繋ぎ、D投手も3人で抑えてアングラーズは3対2で勝利しました。
解説
この試合の記録は、アングラーズの先発A投手に勝ち星が記録され、リリーフ(中継ぎ投手)のB投手、C投手の二人の投手にホールドが記録され、クローザー(抑え投手)のD投手にセーブが記録されます。
まとめ
野球 投手のホールドとは、救援投手に与えられる記録です。
記録となる条件は、3点以内でのリードの場面で登板することです。それと1回以上投球して、リードをしたままで降板することが条件となります。
打者2人に連続で本塁打を打たれたら、同点もしくは逆転される場面で登板した時、1/3以上投球してリードしたまま降板すること。
点数差に関係なく、3回以上を投げてリードしたまま降板すること。
※4点以上の得点差の場合で登板した時は、3回以上投球しないとホールドは記録されません。
➡投手 勝利条件はこちらへ【野球】 投手 勝利条件とは どんなの? 事例を交えて簡単解説します。
➡野球ホールドの問題はこちらへ 野球 投手ホールドとは どんなの? 問題 4問 復習編
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